吹奏楽部に入部したいけど、どの楽器がいいの?
まったくの初心者でも、吹奏楽部に入部することはできます。
まず、小学生からやっていた人というのが一番強いのですが、あまり数はいません。
ほとんどは中学からはじめます。
高校からはじめるという人もいるでしょうが、なにしろ楽器ですから、中学からやっていた後輩のほうがダントツで上手ということもあり得ます。
ただ、高校入学時未経験でも、しっかりと練習をすれば腕は上がりますし、経験者を追い越すことだって可能です。
音楽ですから、高音、中音、低音を出す楽器があります。
楽器の特性としては3つに分かれています。
まず、木管、金管、打楽器。この3つのどれかを選ぶことになります。
次に、木管ならフルートか?クラリネットか?というように選びます。木管楽器は女子が担当することが多いです。
打楽器というのはパーカッションといって、ひとつにまとめられています。
トライアングル、ティンパニといったようにパートが分かれているわけではなく、打楽器群は全部パーカッションとしてひとつのパートとなっています。
ですからパーカッションは、たくさんの打楽器を鳴らす練習となりますので、他のパートとは全く異なります。
よく、「太っている男子はチューバ、女子はクラリネット」というイメージがあります。確かにその通りで、そういう割り当てをする学校も相当数あります。
ただ、女子でも金管を演っていいですし、男子でも木管を吹いてもいいです。
部内では、いったん割り当てが決まって練習が始まったら、男女だからということは無くなります。誰も気にしないといったほうがいいかも知れません。
部外者の同級生は、「アイツ!トライアングルやってる!一番ヘタだろ!」とか、「男なのにフルート吹いてる!」等と言われることがあります。
それは無知な同級生が言うことであって、吹奏楽部内においては、完全に平等な仲間同士です。
さて、話がそれました。
表題のおすすめ楽器ですが、木管ならフルート、サックス、クラリネット。
金管ならトロンボーン、ユーフォニウム、トランペットあたりかなと思います。
大変なのがホルンとファゴット。
ホルンは世界最高難度の楽器としてギネスブック公認ですから説明不要。まともな音が出るまでが大変です。
ファゴットは、愛する人も多いんですがメンテナンスが大変。日本で最も奏者の少ない楽器とも言われており、演奏できるだけでも凄いと言われる楽器です。
もっとも、どの楽器においても良し悪しはあります。自分の好きな楽器を選ぶのが一番です。